中国で豊かさと共に盛んになるスポーツ分野での起業と高まる投資意欲

中国ではIT関連の新興企業への投資は盛んで、連日日本の新聞等でも報道されているが、投資熱の高まりはIT分野だけではない。生活が豊かになり健康意識が高まったことや、娯楽としてスポーツを観戦するになったため、スポーツ関連分野でも続々と起業が起こっており、そこに対する投資家の投資意欲も盛んである。

下記2つはこの分野で最近あった資金調達事例である。

Shankai Sports、シリーズBラウンドでYao Capitalから$4500万ドルの資金調達

北京に拠点を置き、スポーツ関連のマーケティング会社であるShankai SportsはシリーズBのラウンドでYao Capitalから4,500万ドルを調達した。

Shankai Sportsはスポーツスポンサーシップ、スポーツイベントプロモーション等のサービスを提供しており、IOC、FIFA、UEFAなどのパートナーを抱えている。また、最近PGA Tour Chinaの運営を管理する契約を締結し、このツアーは2018年から20年間実施される予定だ。

Yao CapitalはNBAスターのYao Mingと、元Carlyle Groupのマネージングディレクターで投資家のDavid Hanによって設立された会社で、中国ほか世界でもスポーツをテーマに投資を行うプライベートエクイティである。Yao Capitalの投資ポートフォリオには、フィットネスとスポーツサプリメントのブランドの情報を提供しているカナダのIovateや、北京にてマーケティングやチケット販売などの分野でスポーツ業界と顧客を結ぶサービスを提供しているWesaiなどがある。

 

Supermonkey、シリーズCラウンドでJian Sheng Sports Fund率いる投資家から資金調達

中国で最初のブティック型フィットネスクラブのSupermonkeyは、中国全土にオペレーションを拡張するためにシリーズCラウンドでJian Sheng Sports Fund率いる投資家から資金を調達した。なお、調達額は未公表である。

2014年に設立されたSupermonkeyは、現在北京、上海、深センで30ヶ所のジムを運営しており、来年は100か所に拡大する予定である。同社は、今年2月にVentech China、Fosun RZ Capital、Arena CapitalからSeries Bラウンドで760万ドルを調達しており、これらの投資家はシリーズCラウンドの投資にも参加している。

Jian Sheng Sports Fundは、投資を通じて中国スポーツ産業を促進するためSequoia Capital ChinaとChina Media Capitalが共同で設立した会社である。同社はボクシングの興行を運営したり、そのビデオを流通しているWanmingyang Mediaへの投資やesportsのイベント運営者であるHero Sports等に投資している。

 

 

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