驚異的なスピードで世界にサービスを広げる中国発のライドシェアサービス”Mobike”

Mobike」という会社あるいはサービスをご存知だろうか!?

簡単に言うと街中にある自転車( Mobike)をモバイルアプリで鍵を開けレンタルし、好きな駐輪スペースで乗り捨てできるサービスである。すべてのMobikeGPSSIMが内蔵されているため、モバイルアプリを利用して、空き自転車のサーチから予約、利用(解鍵含む)、決済までできるのである。20164月に上海でスタートしたこのサービスは、瞬く間に中国33の都市でサービスを展開し、今では登録者が1億人に到達。シリーズEで合計6億ドルを超える資金調達も行ったメガベンチャーだ。

その「Mobike」が、中国以外のサービスとして20173月にシンガポールでもサービスを開始した。ローカルのスタートアップ企業であるoBikeと中国企業のOfoがシンガポールで既に同様のサービスを展開している市場への新規参入となる。「Mobike」は既に複数の地下鉄エリアに駐輪スペースを設置しサービスを開始している。またシンガポール国立大学やシンガポールマネージメント大学等とも提携し、キャンパス内に自転車を設置。学生やスタッフが手軽に利用できるようにしている。 料金も300.5シンガポールドルとリーズナブルな価格設定だ。

Mobike」はさらに20175月にはイギリスのマンチェスター市と6月には日本の福岡市と提携しサービス展開することを発表した。サービス開始からわずか14ヶ月程度で中国を中心に世界100都市でサービスを展開するという驚くべきスピードである。

元々自転車に乗る文化があることに加え、環境汚染の緩和を目指しエコカーの発達が欧米よりも進んでいる中国では、この自転車のライドシェアサービス自体が伸びる理由は確かにあった。さらに自転車の活用は、交通渋滞緩和やCO2排出量低下だけでなく、運動にもなるため健康増進も期待できる。乗り捨て可能で便利、低価格というサービスは先進国でも需要が見込める十分なポテンシャルを持っていると言えるだろう。

様々な社会問題の解決もビジョンに見据えてサービス展開していく“Mobike “の今後にも目が離せない。

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