IHHヘルスケアが分子診断会社のAngsanaホールディングスを665万ドルで買収

マレーシアに本部を置くヘルスケアサービスプロバイダーであるIHHヘルスケアは、シンガポールを本部に置く分子診断会社Angsanaホールディングスの株式55%を665万ドル(930万シンガポールドル)で取得した。この買収は、同社の子会社であるParkway Pantai を通じて実施され取得株式は普通株式510万株以上にのぼる。Angusanaは香港とマレーシアにも子会社を持ち、主な活動は生化学、化学、血液学、分子血液分析と検査などの分子診断検査サービスを提供することである。当取引は、IHHヘルスケアの発行済株式資本及び実質的な株主持分に影響を及ぼさない。また、IHHヘルスケアの今期の損益、純資産または自己資本比率に与える影響は軽微である。

またIHHヘルスケアは中国本土に進出するために現地企業と合弁会社を設立し、上海のNew Hongqiao International Medical Center450床の総合病院であるGleneagles上海病院を建設中である。唯一の外資合弁の総合病院であるGleneagles上海は、2020年に開業予定で136000万人民元の設備投資が必要と言われている。IHHヘルスケアのブランドのひとつであるGleneaglesは、過去10年にわたりプライマリケア分野での実績を確立し、ついにその勢力を中国本土まで広げようとしている。IHHは、シンガポール、トルコ、インド、マレーシア等の主要アジア市場には既に進出している。

さらに、インドで活動するParkway Pantaiは、MalvinderShivender Singh兄弟とFortis Healthcare の買収争いを繰り広げている。Fortis Healthcareはインド、ドバイ、モーリシャス、スリランカに45の医療施設と300以上の診断センターをもっている。

今回のIHHヘルスケアの動きにもみられるように、各国の大手ヘルスケア企業のグローバル化は着々と進み、アジアのヘルスケア市場の拡大発展が期待できる。

 

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