ヘルステックスタートアップのMyDocがシリーズAラウンドで520万ドル調達

シンガポールを拠点に活動するベンチャー企業のMyDoc(本社:カリフォルニア米)は、デジタルテクノロジー企業のUST Globalが率いるシリーズAの資金調達ラウンドで520万ドルを調達した。他の投資家には、クロスボーダーでアーリーステージの企業に投資をするベンチャーキャピタル会社のWavemaker Partnersが含まれている。

シリーズAラウンドで得た資金は、主にデジタル医療プラットフォームであるMyDoc @ Workの開発に使用される予定だ。MyDoc @ Workとは、会社の従業員に医師とのビデオ相談、オンライン処方箋、オンライン医療証明書(MyMC)、出張健康診断サービスやプライベートケアネットワーク等の幅広いサービスを提供するヘルスケアプラットフォームである。プライベートケアネットワークでは、追加費用なしで、歯科、理学療法、眼科、フィットネスサービスが受けられる。

またMyDoc独自の技術に基づく、健康に重点を置いた保険版のフィンテックであるインシュアテックソリューションの開発にも重点的に資金を使用する予定だ。既にプライベート保険会社最大のネットワークが確保されているため、保険会社と被保険者の両方に利益をもたらすサービスへの改善と拡大に焦点を移している。

同社は医療保険プロセスの自動化に重点を置いた専用の部署を立ち上げる予定だ。この部署は、パーソナライズドケアの提供を強化するための包括的なデータ分析を監督する。現在既に、AIA、AXA、Aetnaといったアジア最大の保険会社を顧客に抱え、Health Promotion Bord(HPB)、Guardian Pharmacy、AcuMed メディカルグループ、Farrer Park Hospital等と協業している。


MyDocのCEOで共同設立者のSnehal Patel博士は、次のように述べている。
「MyDocのようなデジタル・ヘルス・ソリューション企業に対する保険会社のニーズが増えていることは認識している。アクセンチュア・コンサルティングによれば、消費者の63%がテクノロジーがヘルスケア分野において重要な役割を果たすと考えている。この資金は、アジア全域でサービスを拡大し、新しい市場に参入することで、このニーズを満たすための強力な助けとなるであろう。
事業自体は損益分岐点がみえてきたが、成長性をより重視したい。成長性に対してコミットして市場を取り込んでいきたいので、機会がある間に資金を最大限に活用したい。」

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